引越し時の挨拶で「のし」は必要?一般的な書き方は?

引越しの時の挨拶では、「のし」はどうすれば良いのでしょうか。

引越しをした時には、ご近所さんへの挨拶回りをした方が今後お付き合いがスムーズにいく場合があるでしょう。

その際に、手土産を持っていくのが一般的には常識です。

そんな時、「のし」は必要なのでしょうか。書き方についてもまとめましたので参考にしてください。

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のしは必要?

引越しをした時に最初に行なうのが、隣近所へのご挨拶。

これから長い付き合いになるかもしれない近隣住民の方とは、親密になっておくことに越したことはありません。お互いの面通しの意味もこめて、ご挨拶をすることが重要になります。

引越しの挨拶に出向く際は、手ぶらで行くという訳にはいきません。

一般的には、軽い手土産として挨拶品を持っていくことになります。お菓子などが一般的ですが、洗剤やタオルといった品を選ぶ人も多くなっています。

 

物をお渡しする時、何かに包むというのが礼儀です。お金を渡す時にも一般的には封筒に入れるでしょう。物も一緒です。

挨拶の際に渡す品には、のし(熨斗)紙をかけて渡します。

のしがないと、初対面にも関わらず名前がわかりませんし、品物自体が安っぽく感じてしまいます。

また、しばらく品物を家に置いておいても何の品物かわかるようにするためにも、挨拶品の「のし」は必要と言えます。

 

のしがあると、受取人に対して何の目的で品を渡したかがわかりますし、相手への礼を尽くす表れとなります。

引越しの挨拶をする範囲は、アパートやマンションの場合は両隣、上の階の人、下の階の人となります。

隣の隣は必須ではありませんが、しておくに超したことはないという範囲になります。

一軒家の場合は、両隣を含め、囲まれている周囲8軒に行くと望ましいと言われています。

引越しの挨拶では、タイミングや時間帯などにも気をつけて挨拶に行くようにしましょう。

のしの書き方は?

新居へ引っ越した場合に渡すのし紙の書き方をご紹介します。

のしには、決められた書き方があります。表書きと自分の名前(苗字)を記載します。

 

表書きに「御挨拶」の文字を入れて、その下に苗字を記載します。名書きは表書きよりも、少し小さめに書くようにしましょう。

また、表書きと名書きは筆ペンで書くようにします。

引越しの時の「のし」の水引は、婚礼や弔事の時のものではなく、一般的な赤と白の蝶結びの水引となります。水引選びでも間違えないようにしましょう。

 

のしは、礼を尽くす姿勢を表すものとなります。せっかく挨拶品を持っていくのでしたら、のしに正しく表記して忘れずにつけるようにしてくださいね。

まとめ

自分でのしをつける場合は、文房具売り場や100円ショップで手に入れることが可能です。ネットなどで購入することもできます。

ご自宅でパソコンを使用している場合は、プリントできるサービスなどを使用する方法もあります。

のしを無料で作れるオンラインサービスなどがありますよ。

 

簡単な方法としては、挨拶品を購入した時に、お店でつけてもらうことです。お店でつけてもらう時は基本的に無料のところがほとんどですが、まれに包装料金がかかることもあります。

お店でしたら、贈り方として適切な書き方をしてくれるでしょう。

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