赤帽はなぜ安い?個人事業主の仕組みから分かるメリット・デメリット

最近、街中で見かける赤帽の車はトラック型からボックス型に替わっていますね。

私も見かける度に、「時代は変わったなあ」と感じるのですが、

名前はよく知られていても、仕組みや料金の理由までは意外と知られていないものです。

赤帽は一般的な引っ越し業者とはまったく異なる“個人事業主の協同組合”という独特の形態を持っています。

この仕組みこそが、赤帽の安さや柔軟さにつながっているポイントです。

ここでは、赤帽の仕組みからメリット・デメリットまで分かりやすく解説します。

赤帽は企業ではなく、個人事業主の協同組合

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赤帽は一般的な引っ越し業者とは少し違いがあります。赤帽は引っ越し業者でも運送会社でもありません。

正式名称は 「全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会」。

  • 赤帽ドライバーは全員が個人事業主
  • 会社員ではないため、働き方も料金設定も独自
  • 軽トラック1台+ドライバー1名のシンプルな構成

だから、企業ではなくて個人事業主の集まり=協同組合なんです。

会社員ではなく、あくまで全員が同じ立ち位置の個人事業主のドライバーなんです。

赤帽の組合員の仕事は軽トラで荷物を運ぶこと。

軽トラで荷物を運ぶことが仕事なので、仕事は「引っ越し」限定ではないのです。

大きな荷物の運搬を請け負ったり、機動力の高さを活かして、緊急輸送を請け負ったりしています。

赤帽が安い理由は“固定費が少ない”から

一般的な引っ越し業者と比べると、赤帽の料金は安く感じます。

その理由は、赤帽の仕組みによって 固定費が圧倒的に少ない からです。

● 一般の引っ越し業者の場合

• 大型トラックの維持費
• 複数の作業員の人件費
• 営業所の家賃
• 広告費
• 研修・教育コスト

これらの費用が料金に上乗せされます。

● 赤帽の場合

• 軽トラック1台
• ドライバー1名(=個人事業主)
• 営業所を持たない
• 広告費もほぼゼロ

会社としての人件費が存在しないため、料金を安く抑えられる というわけです。

赤帽のメリット

個人事業主であり、引っ越し専門業者ではないという点、

そして軽トラ一台にドライバー一台のみという構成だからこそのメリットがあります。

料金が安い

固定費が少ないため、引っ越し業者よりも安く利用できるケースが多いです。

 小回りが利く

軽トラなので狭い道や住宅街でもスムーズに入れます。

 柔軟な対応が可能

緊急輸送や「家電だけ運んでほしい」など、細かい依頼にも応じやすいのが特徴。

荷物が少ない引っ越しに最適

単身者やミニマリストの引っ越しには特に向いています。

赤帽のデメリット

作業員が1人

大型家具や重い荷物がある場合、依頼者が手伝う必要が出てきます。

● 荷物量に限界がある

軽トラックなので、大量の荷物や家族の引っ越しには不向き。

● ドライバーによってサービス品質に差が出る

個人事業主のため、対応の丁寧さや作業スピードに個人差があります。

● 女性の一人暮らしだと不安を感じる人も

作業が1対1になるため、気になる人は一般業者のほうが安心です。

まとめ

赤帽が安いのは、個人事業主の協同組合という独自の仕組み によって、

一般の引っ越し業者よりも固定費が少ないから。

そのため、

• 荷物が少ない
• 近距離
• 手伝いができる

といった条件の引っ越しには非常に向いています。

一方で、大量の荷物や大型家具がある場合は、一般の引っ越し業者のほうが安心です。

用途に合わせて賢く使い分けることで、コストを抑えた引っ越しができますので赤帽も検討してはどうでしょうか(おわり)。

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