アパートやマンションへの引っ越す場合ですが、一見、戸建ての建物と料金は変わりそうにありません。
しかし、上層階の引っ越しは料金が違ってくるのです。
3階への引越し料金はどれくらい違ってくるのでしょうか。
引っ越す階数によって値段はどう違うのかについてまとめてました。参考にしてくださいね。
エレベーターあるなしで料金が変動
引っ越し料金は、荷物の量や移動する距離によって違ってきます。手間と時間がかかるので、その分料金が割り増しになります。
アパートやマンションならば、住んでいる階数・住む予定の階数などによっても料金が違ってきます。
引っ越し会社のサイトで「引っ越し見積りシミュレーション」ができるサイトがあります。
引っ越し元と引っ越し先での階数、エレベーターの有無は質問事項にあります。これは料金が違ってくるからです。
エレベーターなしの場合
重い荷物を3階まで運ぶのは大変。手間と時間もかかります。狭い階段ならぶつけないよう気をつけなければいけませんし、養生も必要です。
これで1階と同一料金では引っ越し業者も割に合いません。
エレベーターがない場合は、1階と比較して引っ越し業者の負担が大きいため、料金に割り増しが発生します。
エレベーターありの場合
エレベーターがあるなら、それで運べばいいから値段は変わらないと思ってしまいそうですが、値段は違ってきます。
エレベーター内への積み込みが必要ですし、エレベーターを使う住人にも気を使わなければなりません。手間も時間も1階に比べれば、やはりかかります。
けれども、エレベーターなしより、割り増し料金は低くなります。
料金の傾向
価格の順番としては、
エレベーターなし>エレベーターあり>一階
の順になります。
料金としては目安として、
- エレベーターなしの場合・・・1000~2000円程度
- エレベーターありの場合・・・500~1000円程度
1階につき、割り増しになります。
引っ越し元、引っ越し先どちらも高層階なら、どちらにもこの料金がかかります。
3階への引っ越しは?
3階は、
- エレベーターなしの場合・・・2000~4000円程度割り増し
- エレベーターありの場合・・・1000~2000円程度割り増し
また、大手運送会社などだと、3階以上の場合、自動的に1万円割り増しというシステムになっている会社もありますよ。
会社の料金体制や閑散期や繁忙期の違いによっても値段は違ってきます。
忙しい時は値段があがるのが普通ですよね。
日本の建築基準法には、高さ31mを超える場合はエレベーターを付ける義務があります。そのため、基本的には6階建ての建築物には、エレベーターが付いています。
6階以上の物件に住む予定なら、エレベーターありの料金だと分かりますね。
クレーンが必要なら割高に
物件によっては、どうしても玄関から運び出すことが出来なかったり、階段を大きな荷物が通らなかったりすることがあります。
階段やエレベーターを使用して運搬出来ないベッドやタンスなどの家具などがある場合は、クレーンで窓などから吊るして運搬が必要になります。
クレーンを使用した引越しでは、通常の場合よりも割高になってしまいますよ。
最低でも1万5千円以上の割増料金がかかります。
アパート・マンションだけでなく、一軒家などの場合も庭からクレーンで運び出すことがあります。
まとめ
アパートやマンションへの引っ越しは、階数やエレベーターのあるなしで料金が違ってきます。
3階への引っ越しでは、エレベーターの有無やクレーンの利用が大きな要因となり、料金に違いが生じます。
閑散期や繁忙期においても価格は変動するため、計画的に引っ越しを進めてくださいね。(おわり)