引っ越しをした時、会社に報告する必要があるのでしょうか。
別にしなくても、問題なさそうな感じがしますよね。特に報告しなければ、会社も分かりません。
また、あまりプライベートなことを会社の人に話したくないという気持ちもあるでしょう。
でも、引っ越しをした場合は会社に報告は必要です。しないといけない理由は何なのかについてまとめました。
参考にしてくださいね。
会社に報告しないといけない理由は?
会社に報告しないといけない理由はいくつか挙げられます。
まず、最初に交通費。
遠方から会社の近くに引っ越した場合、報告しないと必要以上の交通費をもらってしまうことになります。
「交通費ぐらいで・・・」と軽く思ってしまうかもしれませんが、不正に受け取ろうとするとするのは詐欺行為です。
刑法が適用されてしまいかねない行為なのです。
また、会社での信用問題にもかかわってきます。忘れていた、知らなかった場合は、信用を落とさないためにも、速やかに返還を申し出た方がいいですね。
あと、社会保険や年金、税金の関係。
個人事業だと自分で管理していますが、雇用されていると会社に保険や税金の支払いをしてもらっています。
新しい住所で登録する必要がありますので報告が必要です。
また、報告しないと、医療費や年金に関する通知・書類が新しい住所に届かなくなってしまいますよ。
健康保険証ですが、引っ越しすると別のものに変わるのかというと、変わりません。今まで使っているものが使用できます。
ただ裏面に住所を書く欄があり、すでに書いてある場合は、自分で手書きで修正して使うことになりますね。
税金では、住民税が実際変わる場合があります。
住民税は、市町村民税は6%、道府県民税は4%から成り立っていて所得の10%。これは全国一律なので、差はありません。
ただ、県や市町村によって、例外的に上乗せされたり減っている場合があります。大きくは変わりませんが、少しでも差はでてくる場合があるのです。
ですので、住民税が変わってくる点でも、報告が必要といえますね。
誰にいつ報告する?
引っ越しした場合、会社に報告するなら誰に報告すべきなのかですが、まずは、直属の上司に報告すべきです。
会社だけの関係と思いますが、年賀状の挨拶など、プライベートな部分も関わってきますよね。
また、引っ越しには手続きや荷物の搬出など休みが必要です。引っ越し前であれば、上司に前もって相談したら、休みは取りやすくなるでしょう。
そして、交通費、社会保険、税金の手続きの関係上、事務(総務)の人にも報告します。
いつ報告するかですが、引っ越しが決定した段階、日取りまで決まった段階で報告するのがいいです。
しないかもしれない不確かな段階では、報告してはいけません。
やはり引っ越ししなかったとなると、住所変更の手続きが二度手間になってしまい迷惑をかけてしまいます。
確定した段階で、速やかに報告するのがいいですね。
まとめ
引っ越しすることを会社に報告しないといけないのかについて紹介しました。
社会保険や年金には住所変更の手続きが必要なので報告する必要があります。
報告するなら引っ越しが決定した段階で、直近の上司と事務(総務)に報告するのがいいです。
面倒だしプライベートなことは話したくないと気持ちもあるかもしれませんが、必要な手続きですので、忘れず報告してくださいね。