引っ越しで電子レンジを持っていく時は、気をつける点があります。
扉部分は中が見えやすいようにガラスを使用していますし、家電製品ですから輸送時どこかにぶつけてしまうと故障してしまうかもしれません。
購入時のダンボールと中の発泡スチロールが残っていれば、そのまま使えばよいですが、たいていは捨ててしまいますよね。
ここでは、電子レンジを自分で持っていく場合の方法と注意をまとめました。
参考にしてくださいね。
引っ越しで電子レンジを持っていくには?
自分で持っていく方法として4つのポイントがあります。
回転皿は取り出す
回転皿はローラーの上に乗せてあるだけですので、そのまま持っていくと、レンジの扉に当たって割れてしまって使えなくなる可能性があります。
ですので、取り外して持っていくのが基本。
セラミック製もありますが、ガラス製の回転皿もあります。回転皿自体も割れないよう、新聞やプチプチで梱包して持っていきます。
本体もクッション材で梱包
本体自体もダンボールに入れてプチプチなどのクッション材にくるんで梱包します。
輸送中は揺れがあるので、レンジの扉が開いて何かに当たって割れてしまう可能性があります。逆に、他の物からも当たっても問題のないように梱包しておく必要があります。
また念をいれて扉をテープで固定しておいた方がいいです。
電子レンジの購入時にも、扉の部分はテープで貼り付けしてありますよね。揺れで開く可能性があるからですね。
がっちりテープで固定してしまうとはがす時に跡が残る可能性があるので、簡単にはがせる程度で止めるようにします。
あと、下の部分もクッション材を敷くようにします。
電子レンジは電化製品で機械ですので、輸送時に強い振動があれば、故障の原因になるかもしれません。
アース線も忘れない
電子レンジには「アース線」もついています。
アース線は感電の防止のためについているのですが、つけたのを忘れて電源だけ抜いて運ぼうとすると、ブチッと切れてしまうことも。
延長コードを使って電源をとっている場合、アース線は忘れやすいです。
持ち運ぼうとする際は、気をつけてくださいね。
重さにも注意
電子レンジには、温めるだけのシンプルなものから、焼くことができるオーブンレンジ、さらに蒸すことができるスチームオーブンレンジがあります。
シンプルなレンジでも重さは10㎏。
スチームオーブンレンジのような高機能なものは、15㎏を超えます。小さくて軽そうな外見ですが、意外に重いです。
ですから、ダンボールはしっかり梱包しないと底抜けするかもしれません。
下の部分もガムテープでしっかり補強し、できたら厚めのダンボールを使用するのが安心です。
まとめ
引っ越しの際の、電子レンジの輸送方法について紹介しました。
購入時のダンボールを取っておけば、移送する際は安心ですが、処分している場合が多いですよね。
自分で安全・安心に持っていく方法も知っておいた方がいいです。
扉や回転皿のガラス部分は気をつける必要がありますし、意外と重い家電ですので、しっかり梱包することが大事ですよ。(おわり)