引っ越しで大切なのが、時期です。
引っ越し業者には繁忙期と閑散期があり、全く同じ状況の引越しでも月が違えば引越し料金が違ってくるのです。
出来ればお得な時期に引越しをしたいですよね。引越しが安い時期、高い時期はいったいいつなのでしょうか。
引っ越しがお得な時期はいつ?
引越しが安い時期は繁忙期以外、つまり5月から翌年2月にかけては比較的安い時期と言えます。
でも6月になってから引越しをする人も、1月から引越しを始める人も中にはいます。
引越し業者が一番余裕があり暇な時期といえば、冬、特に11月は閑散期で一番引越し料金が安くなる時期です。
もし特に引越しの時期にこだわりがないのであれば、10月くらいから物件を探して11月に引越しを考えることをおすすめします。
この時期であれば比較的時間に余裕があるので希望通りの日程で引越しをしやすいですよ。直近の引越しでも対応をしてくれる可能性がありますし、価格の交渉もしやすい時期です。
引越しが高い時期
引越しが高い時期は想像しやすいですよね。
3月が一番高くて、4月も比較的高いです。
新生活が始まり、学校や仕事の関係で引越しをする人が増えてきます。どうしてもこの時期じゃないと引っ越せないという人も多いはずです。
実はこの時期は比較的どの月でも価格が高くなりやすく、2月から5月にかけては引越し業者の繁忙期といわれている時期です。
後はこの時期は希望の日に引越しをすることが出来ない可能性もあります。
価格が高いだけではなく、引越し業者が忙しくてトラックや人手の手配が出来ない可能性があるのです。2019年には、「引っ越し難民」というワードも登場しました。
というのも、どこの業界も人手が足りず、引っ越し業界も、あてはまります。
だから、もし新生活で引越しをする、繁忙期に引越しをする可能性がある、という場合は、出来るだけ早く引越しの手配をしましょう。
一ヶ月以上前からの予約であれば、比較的予約も取りやすいかと思います。また、希望日を決めてしまうとなかなか難しいかもしれません。
特に3月末から4月頭はかなり引っ越し業者が忙しく、常にトラックが稼動している時期です。この時期は早めの予約が必須となります。
六曜によっても料金は変わる
最近は六曜を気にする人は少なくなりましたが、引越し業者では六曜も関係しているところはまだまだあります。
六曜とは、大安・先勝・友引・先負・赤口・仏滅のこと。
もちろん年齢関係なく、六曜を気にして引越しの日を決める人もまだまだいます。そのため、大安が一番高く、友引も比較的引越しに人気のある日取りとなっています。
反面仏滅はやはり価格が安く設定されていることが多いため、仏滅の引越しを検討することもおすすめをします。
仏滅だからといって必ず悪い引越しになるという訳ではありませんし、大安だからといっても同じです。
これはあくまでゲン担ぎのようなものなので自分自身の希望で決めても良いでしょう。最近は結婚式に関しても、料金が値引きになるからという理由で仏滅を選ぶ人も増えていますよ。
まとめ
引越し費用が高い時期と安い時期では数万円の差が出ます。
少しでも引越し費用を安くしたいという人は時期はもちろん曜日なども考えて引越しの日程を決めてみてはいかがでしょうか。
もちろん曜日や時期だけではなく、引越し業者がたまたま空いている日を希望すれば料金を割り引いてくれる可能性もあります。
引越しは全てタイミング次第で料金がどんどん変化していくものです。引越しの希望日を多めに取り、引越し業者の都合も加味したうえで日取りを決めるようにしましょう。(おわり)