引っ越し先が「4階」。
マンションに住もうと思ったらよくある話です。4階の住み心地はどうでしょうか。
人気があるのか、それとも不人気なのか。4階に住むことについてメリット・デメリットをまとめました。
4階の住み心地は?
マンションなどの4階は住み心地が良く、わりと人気のある階となっています。
- 日当たりが良いこと
- 通気性が良いこと
- 窓を開けっぱなしにできること
- 騒音をあまり感じないこと
などが理由となっています。
ただ、4階ですと、エレベーターが設置されていない場合もあります。6階以上ある建物でしたら、エレベーターは設置されていますが、5階までの建物でしたら、ない場合があります。
エレベーターが無い場合は、階段の昇り降りが大変なので物件としても人気があまりない傾向にあります。
エレベーターがあれば、住み心地は良いといえます。
乗り降りの関係でも、人気があります。
というのも、高層階になってくると、途中で乗り降りする人が多くなって、時間がかかる場合があります。4階は下階層が少ないので、エレベーターの乗り降りする人が比較的少ないのです。
そういった面からも4階は、ちょうどよい階数として住み心地がよいと言われていますよ。
メリット・デメリットは?
4階は、1階や2階に住むのと違い、ベランダや窓などからの眺めが良いというメリットがあります。
また、高層階だと庭やベランダに侵入されることも可能性が低いため、防犯的なメリットもあります。
マンションは上層階の方が日当たりが良いですし、通気性に優れています。
建物が密集しがちな都心部では、低層階だと日当たりが悪かったり、風通しが悪いということが多々あります。
そういった問題がないというのもメリットですね。
騒音も、低層階に比べて軽減されることが多いです。高層階は周囲からの視線が気になりにくいので、カーテンや窓を開けっぱなしにできるという開放感もメリットと言えます。
また、1階や2階に比べ、ステータス感があるというのもメリットと言えるかもしれません。
一方、デメリットは、エレベーターがある場合、時間がかかるという点が挙げられます。
特に、通勤・通学時間帯のエレベーターは混雑しやすく、早くマンションを出たい場合でも下層階の人の乗り降りを待たなくてはいけないことがあります。
それに比べ、下層階はエントランスや駐輪場が近いため、気軽に外出がしやすくなりますし、ベビーカーなどでも比較的に容易に外出可能になります。
また、4階は1、2階に比べると、引越しの場合も、引越し料金が追加料金が発生してしまうことがあります。
火災や地震などの災害が起きた時もデメリットになります。
火災は、低層階から出火するととばっちりを受けやすくなりますし、地震も低層階に比べると、大きく揺れます。
避難に時間がかかるというデメリットもあります。
家賃が低層階に比べ、若干、高くなるというのもデメリットと言えるかもしれません。これら、マンションの4階に住むと、メリットもありますがデメリットもあります。
ご自分の性格やライフスタイルと比べ合わせて、住む階数を決めるようにするのがいいですね。
結局、4階は人気ある?
マンションの4階は人気がある物件と言えます。低層階のようなデメリットがなく、4階以上の高層階ほどのデメリットが少ないことが理由となっています。
賃貸物件の家賃は、立地条件や築年数、階層などによって決められています。
上層階になるほど家賃は高くなるのが普通です。1階や2階などの低層階よりも家賃が多少高くなってしまう傾向にありますが、上層階でも、低めの設定なので、4階は人気はあります。
メリット、デメリットがありますが、マンション全体の物件で比較すると4階は人気になっている階数と言えますよ。(おわり)