引っ越しの時、調味料はどうしようと思いませんか。
たくさんあると、持っていくか捨てるか悩むところですよね。
あと心配なのは、冷蔵庫に入れてあるものを常温に戻して持っていっていいのかということ。
腐ってしまわないか心配になります。
お味噌はどうでしょうか。味噌は冷蔵庫から常温で戻して持っていくのはどうなのかについて紹介します。
参考にしてくださいね。
味噌は常温保存でも大丈夫?
味噌をいつも冷蔵庫に入れて保存している人にとっては、常温に戻してもいいのか心配になりますよね。
味噌の保存方法については、パッケージの裏に書いてあります。
「直射日光を避け、涼しい場所に保存してください」
こう書いてあります。いわゆる冷暗所で保存してくださいということですね。
冷暗所の定義は、温度は「1~15℃」で日光の当たらない所。
「要冷蔵」とは書いてありませんので、必ず冷蔵庫に入れて置かなければならないものではないのですね。
ちなみに常温の定義は「15~25℃」です。
そもそもお味噌は常温保存でも大丈夫な調味料です。
味噌は昔から保存食として使われてきました。平安時代には味噌はあったと言われています。
当時は当然、冷蔵庫なんてありませんよね。
味噌はそもそも保存食なので、発酵しても腐ることはありません。
ただ発酵が進むと色や味が変わりますので、気になる場合は、熟成期間が短い味噌と合わせるといいですよ。
味噌は腐りませんから、常温保存でも大丈夫です。
味噌のパッケージの賞味期限は「おいしく食べられる期限」のことです。それ以降は、風味や色は変わりますが、食べられないことはありません。
常温保存でも大丈夫ですが、冷暗所で保存した方が長い期間おいしく食べられるということです。
味噌を冷蔵庫以外で保存している人も多くいます。味噌は冷蔵庫では場所をとりますからね。
ただ、今の味噌は「塩分控えめ」や「だし入り」があります。その味噌は傷みやすいと言えます。
さらに、現代は昔と違って気温が30℃以上になることが日常的にありますし、気密性が高い住宅になっていますので、常温以上になることが多いです。
そのような環境では、確かに冷蔵庫で保存した方が安全です。
冷蔵庫から常温に戻して持っていっても大丈夫?
冷蔵庫から常温に戻したところで、発酵が進むだけで腐るということはありません。
ですから常温に戻して持っていっても大丈夫です。
温度が高い所では発酵が進みますから、色や風味が変わるということはありますが、1、2日、常温に戻したところで大きな変化はないでしょう。
注意点として引っ越しの場合、もし車であれば車内が暑くなります。また長距離ならばで時間もかかります。
常温以上の状態では、やはり風味が落ちやすいので、その場合は、クーラーボックスや保冷剤を使って持っていくのが良いでしょうね。
味噌は暑いのはダメですが、冷たいのは大丈夫です。
味噌は冷凍保存も可能ですよ。もう一つの方法として、冷凍して持っていくというのも一つの方法です。
冷凍しても固まることはありません。冷凍してクーラーボックスに入れて持っていけば、より安心でしょうね。
まとめ
味噌は冷蔵庫から常温に戻して持っていってもいいのかという点について紹介しました。
味噌は常温でも腐りはしませんが、変色したり、風味は落ちやすくなります。
引っ越しの際は、クーラーボックスや保冷剤を使って持っていくといいですね。
(おわり)